運動をする目的はダイエットや健康のため、趣味、あるいはアスリートなど人によってさまざまだと思います。
しかし、趣味やあるいはアスリートの方はともかく運動不足解消を目的としている方の中には、自宅で気軽に始めた運動が徐々にモチベーションが維持できなくなって続かないというケースも多いのではないでしょうか?
今回は、そんな自宅で運動が続かない方のためにやる気が出ない時でも運動を継続・習慣化するコツを紹介していきたいと思います。
自宅で運動が続かない~習慣化がコツ
「継続は力なり」とはよく聞く言葉ですが、運動嫌いには運動を継続できるかどうかは大きな問題です。
運動がダイエットに必要不可欠であることはわかりますが、それでもなお長続きせず挫折してしまったという方も多いと思います。
では、自宅で日頃の運動不足を解消するためには、どうしたら運動を継続することができるのでしょうか?
その答えは、「習慣化」です。
ご飯を食べるのと同じように運動が習慣化すれば、意識しなくても運動不足になることはないでしょう。
いかに自宅での日々の運動を「習慣化」させることができるか、これが運動を継続できるかどうかのカギとなります。
自宅の運動~やる気が出ない時でも習慣化するコツ
だれでも運動を始めたばかりの時はモチベーションもあって、中にはかなりの意気込みで始める方もいらっしゃることでしょう。
自宅での運動のやる気が出ない時でも継続させるコツは「習慣化」ですが、工夫することなくただ習慣化しようとしても
そのために大切なのは、適切な負荷で運動することとその日の自分の状態を見極めて運動することがポイントになります。
以下に具体的な方法やその他、知っていると役立つ運動を継続・習慣化する、ちょっとした小技をご紹介します。
運動をやる気が出ない時でも習慣化するコツ①~適切な負荷
自宅での運動は、個人の体力のレベルに合わせて行うことが大切です。
負荷が強すぎれば続けるのがイヤになり軽すぎればダイエット効果も弱まって、また運動不足に逆戻りしてしまいます。
「息がはずんでも切れない」状態が適切な負荷となります。
息が切れて汗がダラダラ流れ出るような状態ではなく汗がにじんで軽く流れるぐらいが適切で、これ以上続けるのはきついと感じたら切り上げるようにしましょう。
通常の成人なら有酸素運動で20分ほどが適切な時間でしょう。
これ以上続けたいと思った場合は、時間を増やすのではなく回数を増やすべきです。
1回に40分、60分やるよりは20分を2回、3回やるほうが疲労がたまりません。
以前は、「有酸素運動」は20分以上やらないと体脂肪は燃焼しないといわれていましたが、最近の研究では、20分×1回でも10分×2回でも消費されるカロリーも脂肪も同じであることがわかっています。
運動をやる気が出ない時でも習慣化するコツ②~コンディションに合わせる
その日の体調などにより、私たちの体のコンディションは日々変化するものです。
毎日決めた一定の負荷で運動をしなければいけないと考えるのではなく、その日の自分のコンディションに合わせて負荷を変えたり運動の種類を変えます。
例えば、いつもより早く心拍数が上がる場合は、負荷を減らしたり時間を短縮したりします。
逆にいつもより心拍数が上がらない場合は、負荷を上乗せするのもありです。
なお、心拍数はスマートフォンなどでも計測できます。
このようにその日の自分のコンディションを見極めて適度な運動をするのが、自宅での運動を継続・習慣化きさせるためには有効で運動不足の解消につながります。
運動をやる気が出ない時でも習慣化するコツ③~ながら運動
こちらからは小技になりますが、運動だけするのは飽きてしまうという方には「ながら運動」がおすすめです。
何かをしながら運動したり何かのついでに運動するのです。
外より自由にできる自宅での運動なら、「ながら運動」はしやすいはずです。
例えば、
・食事の前に運動
・お風呂の前に運動
・洗濯機が回っている間に運動
・テレビを見ながら運動
など、運動だけではなく他に何かをしながら、あるいは何かをしている間に運動してしまいます。
運動をやる気が出ない時でも習慣化するコツ④~動機づけ
最後に、「動機づけ」です。
例として、
・ダイエット宣言:「○㎏、痩せます!」と周りに宣言して後に引けない状況を作ってしまいます。
・ダイエット記録:無料のスマホアプリで簡単に記録をとり、モチベーションアップを図ります。
・着たい服を買ってしまう:着たいけれど瘦せなければ着れない服を買ってしまいます。着るためにはダイエットです。
など、こちらは心理的な面から継続を図ろうということです。
自宅の運動をやる気が出ない時でも習慣化するコツ~まとめ
今回は、そんな自宅で運動が続かない方のためにやる気が出ない時でも運動を継続・習慣化するコツを紹介してきました。
いろいろと運動を継続・習慣化するための考え方・方法をあげてきましたが、これだけでなく、自分で工夫してオリジナルの方法を考え出すのもありです。
「継続は力なり」という言葉通り、ダイエットも一朝一夕に結果が出るものではありません。
長期的な視野を持って取り組む必要があります。
最初は、大変でも慣れていくことで習慣化も可能になってきます。
1か月、2か月と続けていけば、知らないうちに習慣化して運動不足も解消されていることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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