”平成の怪物”松坂大輔投手は高校時代から甲子園で活躍し、プロ入り後は日本プロ野球(NPB)・メジャーリーグ(MLB)と日米でも素晴らしい成績を残した大投手です。
そんな松坂大輔投手ですがキャリアの途中からは故障に苦しみ、思うようなピッチングができない日々が長く続きました。
山あり谷ありともいえる23年間の現役生活で松坂大輔投手の年俸推移はどうなっているのか、生涯最高年俸はいつなのでしょうか?
今回は、生涯最高はいつなのか、など松坂大輔投手のメジャーリーグを含めた年俸推移を見ていきます。
松坂大輔のメジャーリーグ含めた年俸推移~生涯最高はいつ?
では松坂大輔投手の年俸推移と生涯年俸を見ていきましょう。
松坂大輔投手は1998年ドラフト1位で西武ライオンズに契約金1億円、年俸1,300万円で入団しました。
ルーキーイヤーから3年連続で最多勝を獲得するなど活躍し、年俸は右肩上がりに推移し3年目の2002年に大台の1億円を突破、日本プロ野球(NPB)での最高年俸は2015~2017年のソフトバンク時代の4億円です。
2007年に海を渡りメジャーリーグ(MLB)に移籍すると年俸はさらに跳ね上がり、ボストン・レッドソックスと6年5,200万ドルで契約し、2011・2012年に生涯最高年俸1,033万ドル(約11億3,630万円)を獲得しています。
日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)を合わせた生涯年俸は、約84億5,900万円(契約金・出来高除く)となっています。
日本プロ野球(NPB):25億6,300万円
メジャーリーグ(MLB):約58億9,600万円(5,360万ドル)
合計(23年):約84億5,900万円(契約金・出来高除く)
※年俸額は推定です。
日本プロ野球での年俸推移
松坂大輔投手の日本での全盛期は渡米前の西武時代といってよく、2006年まで成績とともに年俸は概ね右肩上がりに推移しています。
そして、日本プロ野球(NPB)での最高年俸は、日本に戻った直後のソフトバンク時代の4億円(2015~2017年)でした。
しかし、度重なる故障により1軍登板は3年間で1試合のみで、2018年は1,500万円と入団当時に匹敵する年俸まで激減しました。
2018年は6勝をあげましたが、その後も故障に悩まされ、2021年に引退しました。
松坂大輔投手の日本プロ野球(NPB)での年俸推移は、以下の通りです。
松坂大輔の日本プロ野球(NPB)での年俸推移
1998年 契約金1億円(西武ライオンズ)
1999年 1,300万円(西武ライオンズ)
2000年 7,000万円(西武ライオンズ)
2001年 1億円(西武ライオンズ)
2002年 1億4,000万円(西武ライオンズ)
2003年 1億1,500万円(西武ライオンズ)
2004年 2億円(西武ライオンズ)
2005年 2億5,000万円(西武ライオンズ)
2006年 3億3,000万円(西武ライオンズ)
2015年 4億円(ソフトバンクホークス)※3年契約12億円
2016年 4億円(ソフトバンクホークス)
2017年 4億円(ソフトバンクホークス)
2018年 1,500万円+出来高(中日ドラゴンズ)
2019年 8,000万円(中日ドラゴンズ)
2020年 3,000万円(西武ライオンズ)
2021年 2,000万円(西武ライオンズ)
日本プロ野球合計(15年):25億6,300万円(契約金・出来高除く)
※年俸額は推定です。
メジャーリーグでの年俸推移
松坂大輔投手は2007年からメジャーリーグ(MLB)に移籍し、1年目に15勝をあげワールドシリーズ制覇、2年目に日米通じて自己最多の18勝をあげるなど活躍し、2011・2012年に生涯最高年俸となる1,033万ドル(約11億3,630万円)を獲得しました。
2008年以降は次第に故障に悩まされるようになり、年俸も2013年に10万ドルに急降下、2014年シーズンを最後にメジャーリーグを後にしました。
メジャーリーグ通じて投げられる状態なら成績は残せただけに残念なメジャー撤退でした。
松坂大輔投手のメジャーリーグでの年俸推移は、以下の通りです。
松坂大輔のメジャーリーグでの年俸推移
- 2007年 633万ドル(ボストン・レッドソックス)※6年5,200万ドル
- 2008年 833万ドル(ボストン・レッドソックス)
- 2009年 833万ドル(ボストン・レッドソックス)
- 2010年 833万ドル(ボストン・レッドソックス)
- 2011年 1,033万ドル(ボストン・レッドソックス)
- 2012年 1,033万ドル(ボストン・レッドソックス)
- 2013年 10万ドル(ニューヨーク・メッツ)
- 2014年 150万ドル(ニューヨーク・メッツ)
メジャー合計(8年):5,360万ドル(約58億9,600万円)
※1ドル=110円換算
※年俸額は推定です。
松坂大輔の通算成績・全盛期などは、こちらをご参照下さい↓↓
松坂大輔のメジャーリーグ含めた年俸推移~まとめ
今回は、生涯最高はいつなのか、など松坂大輔投手のメジャーリーグを含めた年俸推移を見てきました。
松坂大輔投手のメジャーリーグを含めた年俸推移は概ね右肩上がりでしたが、故障で成績が残せない時には激減していました。
生涯最高年俸は2011・2012年(ボストン・レッドソックス)に生涯最高年俸1,033万ドル(約11億3,630万円)、日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)を合わせた生涯年俸は、約84億5,900万円(契約金・出来高除く)となっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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