この記事では、バレーボールのサーブは何秒以内に打たなければならないのか、8秒を数え始めるタイミングや時間を超えた場合の扱いまで分かりやすく解説します。
結論からいうと、6人制バレーボールでは審判がサービスを許可する笛を吹いてから8秒以内にサーブを打たなければなりません。FIVB公式競技規則にも明記されています。
サーブの制限時間はボールを受け取った瞬間ではなく、審判によるサービス許可を基準として定められています。試合で迷わないよう、反則になるケースも確認しておきましょう。
今回は、バレーボールのサーブは何秒以内に打たなければならないのか、8秒ルールの数え方と反則を解説していきます。
バレーボールのサーブは何秒以内に打つ?

バレーボールでは、サーバーがいつまでもサーブを打たずに待つことはできません。現在のFIVB公式6人制競技規則では、サーブを打つまでの時間が明確に定められています。ポイントは単に「8秒以内」と覚えるのではなく、どのタイミングから8秒を数えるのかまでセットで理解することです。
8秒は審判の笛が鳴ってから数える
FIVBの「Official Volleyball Rules 2025-2028」ルール12.4.4では、サーバーは第1審判がサービスを許可する笛を吹いたあと、8秒以内にボールを打たなければならないと定められています。
つまり、選手がボールを手にした瞬間から8秒を数えるわけではありません。「第1審判の笛が鳴る→8秒以内にボールを打つ」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
FIVBの現行6人制競技規則は2025~2028年版として公開されており、2025年1月1日以降に始まる競技で適用される規則として示されています。
⇒ FIVB Official Volleyball Rules 2025-2028を確認する
8秒を超えると反則になる
審判のサービス許可の笛から8秒以内にサーブを打たなければ、サービス実行に関する反則となります。
日本バレーボール協会(JVA)が公開している審判関係資料でも、ファーストレフェリーのサービス許可のホイッスル後、8秒以内にボールを打たなければ「8秒ルール」が適用されることが示されています。
そのため、サーブ前のルーティンが長い選手は8秒を超えないよう注意が必要です。
なお、審判が笛を吹くタイミングそのものと、選手がサーブを打てる8秒間は別の話です。JVAの審判資料では、ラリー終了後からサービス許可のホイッスルまでの通常時間についても目安が示されています。
バレーボールのサーブで覚えたい3つの時間ルール

バレーボールのサーブの「8秒」だけを暗記すると、試合中にどこから数えるのか分からなくなることがあります。審判の笛とサーブ動作の関係を3つに分けて覚えると理解しやすくなります。
確認するポイントは次の3つです。
ポイント①:審判の笛が基準になる
サーブの8秒を数え始める基準は、第1審判によるサービス許可です。FIVB競技規則では、第1審判は両チームがプレーの準備を完了し、サーバーがボールを持っていることを確認したうえでサービスを許可するとされています。
そのため、ボールを渡された瞬間や前のラリーが終了した瞬間から8秒ではありません。試合を見るときも、サーバーだけを見るのではなく審判の笛にも注目すると、8秒ルールのタイミングが理解しやすくなります。
ポイント②:8秒以内にボールを打つ
8秒以内に求められているのは、サーブの準備を始めることではなく、実際にボールを打つことです。FIVBルール12.4.4では、審判の笛から8秒以内にボールを「hit」、つまり打つことが求められています。
したがって、7秒ほど経ってからトスを上げ、その後に時間をかけて打つという考え方はできません。8秒以内にサーブのヒットまで完了すると覚えておきましょう。
ポイント③:笛より前のサーブはやり直しになる
早くサーブを打てばよいというわけでもありません。FIVB競技規則12.4.5では、審判のサービス許可の笛より前に実行されたサーブについて、取り消して再度行うことが定められています。
つまり、基本の流れは次のようになります。
- 審判が両チームの準備を確認する
- 第1審判がサービス許可の笛を吹く
- サーバーが8秒以内にボールを打つ
「笛のあと、8秒以内」までを1セットで覚えるのがポイントです。
バレーボールのサーブは中学生や高校生でも8秒以内?

学校の授業や部活動でバレーボールをしている人は、「中学生や高校生でも同じ8秒なのか」と疑問に感じることがあります。基本となる6人制競技規則を見る場合、サーブは審判の笛から8秒以内というルールを押さえておけばよいでしょう。
基本となる6人制ルールは8秒
国際ルールであるFIVB Official Volleyball Rules 2025-2028では、6人制バレーボールのサービスについて8秒以内と明記されています。
日本バレーボール協会の審判資料でも、サービス許可のホイッスル後8秒以内という運用が確認できます。そのため、ルールを勉強するときにはまず「サーブは笛から8秒以内」と覚えるのが基本です。
テストやルール問題でも、「サーバーがボールを持ってから」ではなく「審判のサービス許可後」である点を区別しておきましょう。
大会独自の規定がある場合は要項も確認する
公式ルールを基準に競技が行われる一方、実際の学校大会や地域大会では、大会要項や運営上の取り決めが設けられている場合があります。
そのため、大会に出場する選手や審判は、基本ルールだけでなく出場する大会の競技規則や大会要項も確認することが大切です。
JVAでは年度ごとの競技規則書を案内しており、2026年度版の6人制ルールブックについても公式ページで案内されています。
バレーボールのサーブの8秒ルールで間違えやすいポイント
バレーボールのサーブの「8秒以内」という数字はシンプルですが、数え始めるタイミングやサーブ動作と混同すると間違えやすくなります。特に、ボールを受け取った瞬間、トスを上げた瞬間、実際に打つ瞬間の違いを整理しておきましょう。
ボールを受け取った瞬間から8秒ではない
バレーボールのサーブの8秒のスタートは、サーバーがボールを手にした瞬間ではありません。FIVB競技規則では、第1審判がサービスを許可したあとに8秒の制限が始まります。
そのため、サーバーがボールを持って待っている時間を見て「もう8秒経った」と判断するのは正確ではありません。実際の試合ではサービス許可の笛を起点に考えることが重要です。
トスを上げるまでではなく打つまでが8秒
もう一つ間違えやすいのが、「8秒以内にトスを上げればよい」という考え方です。ルールで求められているのは、審判の笛から8秒以内にサーブを打つことです。
ジャンプサーブなど、助走やトスを含む動作に時間がかかる場合も同じです。自分のルーティンからインパクトまでを8秒以内に収めるよう練習しておくと、試合でも落ち着いてサーブを打ちやすくなります。
サーブ位置の反則にも注意する
サーブでは時間だけでなく、打つ位置にもルールがあります。FIVB競技規則12.4.3では、サーブを打つ瞬間、またはジャンプサーブで踏み切る瞬間に、サーバーがコートやエンドラインに触れてはいけないことなどが定められています。
ただし、ボールを打ったあとはコート内やサービスゾーン外に着地できます。そのため、8秒を意識しすぎてエンドラインを踏まないようにすることも重要です。時間と位置の両方を確認してサーブを行いましょう。
バレーボールのサーブの時間でよくある質問【Q&A】
バレーボールのサーブに関して迷いやすい、8秒の数え方や審判の笛との関係をQ&A形式で整理します。
Q1. バレーボールのサーブは何秒以内ですか?
A1. 6人制バレーボールでは、第1審判がサービスを許可する笛を吹いてから8秒以内にサーブを打つ必要があります。
Q2. 8秒はボールを受け取ってから数えますか?
A2. いいえ。ボールを受け取った瞬間ではなく、第1審判がサービスを許可する笛を吹いたあとから考えます。
Q3. 8秒を超えたらどうなりますか?
A3. サーブを8秒以内に打たなければ、サービス実行に関する反則となります。JVAの審判資料でもサービス許可のホイッスル後8秒以内と示されています。
Q4. 8秒以内にトスを上げれば間に合いますか?
A4. トスを上げるだけではなく、8秒以内に実際にボールを打つ必要があります。FIVBルール12.4.4ではサーバーが8秒以内にボールを打つことを規定しています。
Q5. 審判の笛より前にサーブを打ったらどうなりますか?
A5. FIVBルールでは、サービス許可の笛より前に実行したサーブは取り消され、再度行うと定められています。
Q6. 中学生や高校生でもサーブは8秒以内ですか?
A6. 6人制競技規則を基準に考える場合は、審判の笛から8秒以内が基本です。ただし、実際の大会では年度ごとの競技規則や大会要項も確認してください。JVAでは2026年度版競技規則書を案内しています。
バレーボールのサーブは何秒以内に打つ?~まとめ
今回は、バレーボールのサーブは何秒以内に打たなければならないのか、8秒ルールの数え方と反則について解説してきました。
バレーボールのサーブは、第1審判がサービスを許可する笛を吹いてから8秒以内に打つのが基本ルールです。ボールを受け取った瞬間から8秒ではない点を覚えておきましょう。
また、8秒以内にトスを上げるだけではなく、実際にボールを打つ必要があります。反対に、審判の笛より前にサーブを実行した場合は取り消してやり直しとなるため、「笛のあと、8秒以内」と覚えると整理しやすくなります。
競技規則は改定されることがあるため、公式戦に出場する場合はFIVBや日本バレーボール協会が公開・案内している最新の競技規則も確認しておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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