この記事では、バレーボールの掛け声はなんて言ってるのか気になる方に向けて、「ナイスキー」「ワンチ」「チャンボ」など試合中によく聞く言葉の意味と使われる場面を紹介します。
結論からいうと、バレーボールの掛け声には英語を短くしたものや、プレー名を省略したものが多くあります。意味が分かると、選手同士が何を伝え合っているのか理解しやすくなります。
その理由は、バレーボールでは短い時間で味方に情報を伝える必要があるからです。正式な競技用語と現場で使われる略語を分けながら、初心者にも分かりやすく確認していきましょう。
今回は、バレーボールの掛け声はなんて言ってるのか、ナイスキーやワンチなど定番8語の意味などを見ていきます。
バレーボールの掛け声はなんて言ってる?よく聞く言葉一覧

バレーボールでは、ラリー中の情報共有から得点後の声かけまで、さまざまな言葉が飛び交います。特に初めて試合を見る人には「ナイスキー」「ワンチ」のような短い言葉が聞き取りにくく、何を意味しているのか分からないこともあるでしょう。
代表的な掛け声を先に一覧で確認します。
| 掛け声 | 主な意味 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| ナイスキー | 良いスパイク・攻撃を称える | スパイクで得点したとき |
| ナイッサー | ナイスサーブ | サーブ前や良いサーブのとき |
| ナイスカット | 良いレシーブ | サーブレシーブなどが成功したとき |
| ナイスアップ | よくボールを上げた | 難しいボールをつないだとき |
| ワンチ | ワンタッチ | ブロックにボールが触れたとき |
| チャンボ | チャンスボール | 攻撃しやすい返球が来たとき |
| ナイスシャット | 良いブロック | ブロックで相手の攻撃を止めたとき |
| 一本切ろう | 連続失点を止めよう | 相手に流れがあるとき |
こうした言葉の多くは、ルールブックで定められた掛け声というより、プレー内容を短く伝えたり仲間を鼓舞したりするための現場の声かけです。
日本バレーボール協会(JVA)は初心者向けページで、サーブやローテーションなど競技の基本を解説しています。まず競技そのものを確認したい場合は、日本バレーボール協会「はじめてのバレーボール」が参考になります。
バレーボールでよく聞く8つの掛け声

試合中の掛け声は短く聞こえるものが多いですが、元の言葉を知れば意味はそれほど難しくありません。ここでは、試合や部活動などで耳にしやすい代表的な8つの掛け声について、意味と使うタイミングを順番に紹介します。
- ナイスキー:スパイクが決まったとき
- ナイッサー:サーブを打つ選手への声かけ
- ナイスカット:良いレシーブへの声かけ
- ナイスアップ:ボールをうまくつないだとき
- ワンチ:ブロックに触ったことを伝える
- チャンボ:攻撃しやすいボールが返ってきたとき
- ナイスシャット:ブロックで止めたとき
- 一本切ろう:連続失点を止めたいとき
ナイスキー:スパイクが決まったとき
「ナイスキー」は、味方がスパイクなどの攻撃を決めたときによく使われる掛け声です。「ナイスキル(Nice kill)」が短く聞こえたり、省略されたりして「ナイスキー」と呼ばれるケースがあります。実際に競技経験者向けの記事でも、スパイクを決めた選手への声かけとして紹介されています。
「キル」という単語だけを聞くと物騒に感じますが、バレーボールでは攻撃によってラリーを得点で終わらせるイメージで使われています。
そのため、「ナイスキー!」と聞こえたら、味方の良いスパイクを称えている可能性が高いと覚えておけば分かりやすいでしょう。
ナイッサー:サーブを打つ選手への声かけ
「ナイッサー」は「ナイスサーブ」を短くした掛け声です。「ナイスサー」「ナイサー」のように聞こえることもあり、チームや話し方によって多少違います。
サーブを打った後だけでなく、サーブ前に「ナイッサー!」と声をかけ、サーバーを応援する形で使われることもあります。SAGA久光スプリングスの選手が掛け声を紹介した記事でも、「ナイッサー」は試合中に使われる言葉の一つとして挙げられています。
意味としては「いいサーブを頼む」「ナイスサーブ」という応援のニュアンスで考えると理解しやすいでしょう。
ナイスカット:良いレシーブへの声かけ
「ナイスカット」は、相手のサーブや攻撃をうまくレシーブした味方に対して使われる掛け声です。特にサーブレシーブを「サーブカット」と呼ぶ習慣から、「ナイスカット」という言い方が広く使われています。
FIVBの基本ルールでは、一般的なラリーの流れをレシーブ、セット、スパイクという形で説明しています。
⇒ FIVB
相手の強いサーブをセッターにつなげられる位置へ返したときなどに、「ナイスカット!」と声が飛びます。攻撃につなげやすいレシーブができたことを称える言葉と考えるとよいでしょう。
ナイスアップ:ボールをうまくつないだとき
「ナイスアップ」は、落ちそうになったボールを拾ったり、難しいボールを何とか上げたりした味方を称えるときに使われます。
レシーブだけに限定せず、「よく上げた」「よくつないだ」という意味で使われることがあり、守備で粘った場面でも耳にします。プロ選手による掛け声紹介でも「ナイスアップ」という表現が取り上げられています。
バレーボールはボールを床に落とさずつなぐことが重要な競技です。苦しい体勢でもラリーを継続できるボールを上げたときの称賛と覚えると分かりやすいでしょう。
ワンチ:ブロックに触ったことを伝える
「ワンチ」は「ワンタッチ」を短くした言葉です。相手のスパイクが味方のブロックに触れたとき、「ワンチ!」と声を出して後ろの守備選手へ知らせます。
これは単なる応援ではなく、プレー状況を味方へ伝える意味があります。6人制バレーボールでは、ブロックへの接触はチームの3回のプレーには数えられず、その後さらに3回触球できます。
そのため、「ワンチ!」はボールに触れた事実を仲間に素早く知らせる重要な情報共有でもあります。
チャンボ:攻撃しやすいボールが返ってきたとき
「チャンボ」は「チャンスボール」の略です。相手から強い攻撃ではなく、比較的ゆっくりしたボールや処理しやすい返球が来たときに使われます。
「チャンボ!」という声を聞いた選手は、ただボールを返すのではなく、しっかりレシーブしてセッターへつなぎ、攻撃の形を整えます。「チャンボ」はチャンスボールの略としてされています。
「攻撃を組み立てやすいボールが来るから準備しよう」という合図に近い言葉です。
ナイスシャット:ブロックで止めたとき
「ナイスシャット」は、ブロックによって相手のスパイクを止めた場面で使われる掛け声です。「シャット」は相手の攻撃を遮断するイメージで使われ、「ナイシャッ」のように短く聞こえる場合もあります。
特に相手の強烈なスパイクをブロックして、そのまま相手コートへ落として得点したときは大きな声が出やすい場面です。
「素晴らしいブロックだった」という称賛を表す掛け声で、「ナイスブロック」とほぼ同じ感覚で理解して問題ありません。
一本切ろう:連続失点を止めたいとき
「一本切ろう」「一本切るぞ」は、相手に連続得点されているときなどに、まず次の1点を取って流れを止めようという意味で使われます。
これは特定のプレー名を省略した言葉ではなく、チームを立て直すための声かけです。SAGA久光スプリングスの選手による紹介でも、連続失点時に「一本きるぞ!」と声をかける例が示されています。
「一気に逆転しよう」ではなく、「まず次の1点に集中しよう」という意味合いで使われることが多く、試合の流れを切り替えるための言葉です。
バレーボールの掛け声が短く聞こえるのは略している言葉が多いから

バレーボールを初めて見ると、選手が「ナイキー」「ワンチ」「チャンボ」など謎の言葉を叫んでいるように聞こえることがあります。しかし実際には、元の競技用語や英語を瞬時に伝えられる形へ短縮したものが少なくありません。
例えば次のように考えると覚えやすくなります。
- ナイスキー → ナイスキル
- ナイッサー → ナイスサーブ
- ワンチ → ワンタッチ
- チャンボ → チャンスボール
- ナイスシャット → 良いブロックを称える表現
バレーボールではボールが止まらず、レシーブからセット、スパイクへと素早くプレーが続きます。FIVBも基本ルールで、チームが原則3回以内の接触で返球する競技の流れを説明しています。⇒ FIVB
そのため、長い文章よりも、一瞬で意味を共有できる短い言葉が使いやすいというわけです。
公式競技規則そのものを確認したい場合は、FIVBのOfficial Volleyball Rulesで2025-2028年版のルールを確認できます。
バレーボールの掛け声はチームによって違う
掛け声には全国共通のものもありますが、すべてのチームが同じ言い方をするわけではありません。年代、地域、学校、クラブ、チーム内の決め事によって言葉が変わるため、「この言葉だけが正解」と考えないことが大切です。
例えば「ナイスサーブ」も、「ナイッサー」「ナイスサー」など聞こえ方が変わります。「ナイスキル」も「ナイスキー」と短くなることがあります。
また、試合中には定型の掛け声だけでなく、「フェイント」「前」「後ろ」「任せた」といった、次のプレーに必要な具体的情報を伝える声も重要です。
FIVBの競技規則はボールへの接触やポジション、ブロックなどのプレーを定めていますが、日常的なチーム内の掛け声を一つの表現に統一しているわけではありません。競技規則と現場のコミュニケーションは分けて考えると理解しやすくなります。
バレーボールの掛け声を知ると観戦がもっと分かりやすくなる
掛け声の意味を知ると、単に「選手が大声を出している」のではなく、今どんなプレーが起きているのかまで見えやすくなります。「ワンチ」ならブロックへの接触、「チャンボ」なら攻撃を組み立てるチャンスという具合です。
特に観戦初心者は、得点だけでなく選手の声にも注目すると、ラリーの状況を追いやすくなります。バレーボールの基本的な流れについては、FIVBのBasic Rulesでも、レシーブ、セット、スパイク、ブロックの役割が紹介されています。
掛け声は応援だけでなく、味方への情報伝達や次のプレーの準備にも使われています。意味が分かれば、テレビ中継や会場観戦でも選手同士のやり取りをより楽しめるでしょう。
バレーボールの掛け声でよくある質問【Q&A】
バレーボールの掛け声について、初めて試合を見る人が疑問に感じやすい言葉や使い方を整理します。
Q1. バレーボールで「ナイスキー」ってなんて言ってるの?
A1. 「ナイスキル(Nice kill)」が「ナイスキー」と聞こえたり、そのように省略して使われたりする表現です。味方がスパイクを決めたときなどに称える意味で使われます。
Q2. 「ワンチ」とはどういう意味ですか?
A2. 「ワンタッチ」の略です。主に相手のスパイクが味方のブロックに触れたことを後方の選手へ伝えるために使います。
Q3. 「チャンボ」は何の略ですか?
A3. 「チャンスボール」の略です。相手から処理しやすいボールが返ってきて、攻撃を組み立てやすい状況で使われます。
Q4. サーブのときに言う「ナイッサー」は何ですか?
A4. 「ナイスサーブ」を短くした掛け声です。良いサーブを称える場合だけでなく、サーブを打つ味方への応援として使われることもあります。
Q5. バレーボールの掛け声は全国共通ですか?
A5. すべてが全国共通というわけではありません。「ワンチ」「チャンボ」のように広く使われる言葉はありますが、呼び方や声のかけ方は学校、地域、年代、チームによって異なります。
Q6. 掛け声を覚えないとバレーボールはできませんか?
A6. 特定の掛け声をすべて覚える必要はありません。ただし、プレー中に「自分が取る」「ブロックに触った」「チャンスボールが来た」といった情報を短く共有できると、味方同士で連携しやすくなります。
バレーボールの掛け声はなんて言ってる?~まとめ
今回は、バレーボールの掛け声はなんて言ってるのか、ナイスキーやワンチなど定番8語の意味などを見てきました。
バレーボールで聞こえる「ナイスキー」「ナイッサー」「ワンチ」「チャンボ」などは、プレー内容を短く表した言葉や、味方を称えるための声かけです。意味を知ると、試合中に選手が何を伝えているのか理解しやすくなります。
特に「ワンチ」や「チャンボ」は次のプレーにも関係する情報です。一方で掛け声にはチームごとの違いもあるため、すべてを全国共通の正式用語と考える必要はありません。
基本的な競技ルールを合わせて知りたい場合は、日本バレーボール協会やFIVBの公式情報を確認すると、レシーブ、セット、スパイク、ブロックなどのプレーと掛け声の関係も理解しやすくなるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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