井端弘和さんは現役時代は中日と巨人で活躍し、引退後はコーチや監督として後進の指導に尽力してきました。
現役時代は走攻守に優れたバランスの選手として高く評価されましたが、安打数など通算成績はどうだったのでしょうか?
また、選手として高評価を得たということで年俸推移も気になります。
今回は、中日・巨人で活躍した井端弘和さんの安打数など通算成績と年俸推移を見ていきます。
井端弘和の安打数など通算成績
井端弘和さんは中日で16年、巨人で2年と合わせて18年間、現役でプレーしました。
18年間の現役生活で放った通算安打数は1912本で、2000本安打にわずかに届きませんでした。
一方、通算打率は.281で長打力はないものの安定した成績を残したといっていいでしょう。
打ってよし、守ってよし、走ってよしの走攻守に穴のない優れた選手でした。
打撃面以外の守備面での評価も高く、中日時代は荒木雅博さんとの二遊間コンビが「アライバコンビ」と呼ばれ、鉄壁の守備を誇りました。
「アライバコンビ」は守備だけでなく攻撃面でも1・2番打者でクリーンナップに繋げる役割を果たし、攻守にわたってチームの要として活躍しました。
井端弘和さんの中日・巨人での通算成績は、以下の通りです。
1896試合 打率.281 安打1912 本塁打56 打点510 盗塁149
井端弘和さんの中日・巨人での年度別成績は、以下の通りです。
井端弘和の中日・巨人での年度別成績
年度 | 球団 | 試合 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
1998 | 中日 | 18 | .245 | 12 | 0 | 2 | 4 |
2000 | 中日 | 92 | .306 | 74 | 3 | 16 | 6 |
2001 | 中日 | 140 | .262 | 139 | 1 | 32 | 14 |
2002 | 中日 | 135 | .290 | 154 | 4 | 25 | 6 |
2003 | 中日 | 105 | .267 | 103 | 5 | 27 | 5 |
2004 | 中日 | 138 | .302 | 170 | 6 | 57 | 21 |
2005 | 中日 | 146 | .323 | 181 | 6 | 63 | 22 |
2006 | 中日 | 146 | .283 | 162 | 8 | 48 | 17 |
2007 | 中日 | 144 | .296 | 174 | 5 | 45 | 23 |
2008 | 中日 | 106 | .277 | 113 | 5 | 23 | 8 |
2009 | 中日 | 144 | .306 | 174 | 5 | 39 | 13 |
2010 | 中日 | 53 | .261 | 47 | 0 | 16 | 0 |
2011 | 中日 | 104 | .234 | 88 | 1 | 29 | 3 |
2012 | 中日 | 140 | .284 | 139 | 2 | 35 | 4 |
2013 | 中日 | 100 | .236 | 77 | 1 | 18 | 0 |
2014 | 巨人 | 87 | .256 | 42 | 3 | 16 | 0 |
2015 | 巨人 | 98 | .234 | 63 | 1 | 19 | 3 |
通算 | 1896 | .281 | 1912 | 56 | 510 | 149 |
表彰
ベストナイン:5回(2002・2004~2007年)
ゴールデングラブ賞:7回(2004~2009・2012年)
など
井端弘和の年俸推移
井端弘和さんは1997年、ドラフト5位で中日ドラゴンズに契約金6,500万円、年俸900万円で入団しました。
年俸は概ね右肩上がりに推移し、最高年俸は2010年の中日時代に3億円に到達し、生涯年俸は23億3,500万円(契約金除く)でした。
そして2011年以降は成績の下降とともに年俸もダウンしていきます。
井端弘和さんの生涯年俸は、以下の通りです。
23億3,500万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。
井端弘和さんの中日・巨人での年俸推移は、以下の通りです。
井端弘和さんの中日・巨人での年俸推移
- 1997年 契約金6,500万円(中日)
- 1998年 900万円(中日)
- 1999年 1,200万円(中日)
- 2000年 1,000万円(中日)
- 2001年 3,200万円(中日)
- 2002年 6,400万円(中日)
- 2003年 9,400万円(中日)
- 2004年 9,400万円(中日)
- 2005年 1億4,000万円(中日)
- 2006年 2億円(中日)
- 2007年 2億2,000万円(中日)
- 2008年 2億7,000万円(中日)
- 2009年 2億5,000万円(中日)
- 2010年 3億円(中日)
- 2011年 1億8,000万円(中日)
- 2012年 1億7,000万円(中日)
- 2013年 1億9,000万円(中日)
- 2014年 4,500万円(巨人)
- 2015年 5,500万円(巨人)
日本プロ野球(NPB)合計(18年):23億3,500万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。
井端弘和の安打数など通算成績と年俸推移~まとめ
今回は、中日・巨人で活躍した井端弘和さんの安打数など通算成績と年俸推移を見てきました。
井端弘和さんの通算成績は1896試合に出場して打率.281、安打数1912本、本塁打56本、打点510、盗塁149で、2000本安打まであとわずかというところでした。
中日時代には荒木雅博さんとの二遊間コンビ「アライバコンビ」が鉄壁の守備を誇り、攻撃面でも1・2番コンビでクリーンナップに繋げる役割を果たし、攻守にわたってチームの要として活躍しました。
年俸は概ね右肩上がりに推移し、最高年俸は2010年の中日時代に3億円に到達し、生涯年俸は23億3,500万円(契約金除く)でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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