日本プロ野球を代表する長距離砲として日米で活躍した松井秀喜選手ですが、成績の上昇とともに年俸も驚きに値する高額年俸でした。
巨人とメジャーリーグでは円とドルの違いがあるので一概に比較することはできませんが、ともに日米で恐れられたスラッガーとして文句のない年俸推移だったといえます。
年俸推移の他にも最高年俸や生涯年俸など、松井秀喜選手の年俸が気になります。
今回は、松井秀喜選手の巨人とメジャーリーグ別での年俸推移や生涯最高はいつなのかを見ていきます。
松井秀喜の年俸推移を巨人とメジャーリーグ別で~生涯最高はいつ?
では松井秀喜選手の年俸推移の前に生涯年俸とキャリア最高年俸を見ていきましょう。
松井秀喜選手は1992年ドラフト1位で巨人に契約金1億2,000万円、年俸720万円で入団しました。
ルーキーイヤーから1軍出場し次第にホームラン王争いなどを演じ、年俸は右肩上がりに推移し5年目の1997年に大台の1億円を突破しました。
その後、ホームラン王などのタイトルを獲得すると年俸はさらに急騰し、日本プロ野球(巨人)での最高年俸は日本での最終年となった2002年の6億1,000万円です。
2003年にメジャーリーグ(MLB)に移籍すると年俸はさらに上がり、ニューヨーク・ヤンキースと3年2,100万ドルで契約し、2007~2009年に生涯最高年俸1,300万ドル(約14億3,000万円)を獲得しています。
日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)を合わせた生涯年俸は、約92億4,470万円(契約金除く)となっています。
日本プロ野球(巨人):22億8,820万円
メジャーリーグ(MLB):約92億5,650万円(8,415万ドル)
合計(20年):約115億4,470万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。
松井秀喜の年俸推移~巨人
松井秀喜選手は日本プロ野球(巨人)では年俸ダウンを経験したことはなく、10年間毎年上昇し続け年俸は右肩上がりに推移しました。
ホームラン数が30本以上になると年俸も1億円の大台を突破、タイトルを獲得するようになると年俸はさらにアップし続けました。
巨人は何度か大型の複数年契約を提案しましたが、メジャーリーグ挑戦を視野に入れていたのか、松井秀喜選手は単年契約を希望しました。
日本プロ野球(巨人)での最終年となった2002年は50本のホームランを放ち、三冠王になってもおかしくないほどの成績を残してアメリカへ渡りました。
松井秀喜選手の日本プロ野球(巨人)での年俸推移は、以下の通りです。
松井秀喜の日本プロ野球(巨人)での年俸推移
- 1992年 契約金1億2,000万円(巨人)
- 1993年 720万円(巨人)
- 1994年 1,900万円(巨人)
- 1995年 6,200万円(巨人)
- 1996年 8,000万円(巨人)
- 1997年 1億6,000万円(巨人)
- 1998年 2億2,000万円(巨人)※本塁打と打点の2冠王
- 1999年 2億8,000万円(巨人)
- 2000年 3億5,000万円(巨人)※本塁打と打点の2冠王
- 2001年 5億円(巨人)※首位打者
- 2002年 6億1,000万円(巨人)※本塁打と打点の2冠王
日本プロ野球(巨人)合計(10年):22億8,820万円(契約金除く)
※年俸額は推定です。
松井秀喜の年俸推移~メジャーリーグ
松井秀喜選手の年俸はメジャーリーグに移籍しても上昇を続け、2010年ロサンゼルス・エンゼルスへの移籍とともにキャリアで初めてダウンするとその後は引退まで下降するという年俸推移でした。
メジャーリーグでは成績・年俸ともにヤンキース時代が全盛期だったといえます。
松井秀喜選手のメジャーリーグでの年俸推移は、以下の通りです。
松井秀喜のメジャーリーグでの年俸推移
- 2003年 700万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
※総額2,100万ドル(当時のレートで約25億4,100万円)の3年契約 - 2004年 700万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
- 2005年 700万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
- 2006年 1,300万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
※総額5,200万ドル(当時のレートで約61億8,800万円)の4年契約 - 2007年 1,300万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
- 2008年 1,300万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)
- 2009年 1,300万ドル(ニューヨーク・ヤンキース)※ワールドシリーズMVP
- 2010年 600万ドル(ロサンゼルス・エンゼルス)
- 2011年 425万ドル(オークランド・アスレチックス)
- 2012年 90万ドル(タンパベイ・レイズ)
メジャーリーグ合計(10年):8,415万ドル(約92億5,650万円)
※1ドル=110円換算
※年俸額は推定です。
松井秀喜選手のホームラン数など通算成績は、こちらをご参照下さい↓↓
松井秀喜の年俸推移を巨人とメジャーリーグ別で~まとめ
今回は、松井秀喜選手の巨人とメジャーリーグ別での年俸推移や生涯最高はいつなのかを見てきました。
松井秀喜選手の巨人での年俸推移は年俸ダウンはなく10年間毎年上昇し続け、さらにメジャーリーグでも上昇を続け、2010年ロサンゼルス・エンゼルスへの移籍とともに引退まで下降していきました。
最高年俸は日本プロ野球(巨人)で6億1,000万円(2002年)、メジャーリーグではニューヨーク・ヤンキース時代の2007~2009年の各1,300万ドル(約14億3,000万円)で、日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)を合わせた生涯年俸は、約92億4,470万円(契約金除く)でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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