この記事では、バレーボールの背番号は何番まで使えるのか、6人制の基本的な番号範囲や国内大会で認められる例外、ユニフォームに番号を付ける際のルールまで整理します。
結論からいうと、JVAの2026年度版6人制競技規則では選手のジャージは1番から20番が原則です。ただし、国内大会ではやむを得ない場合に1番から99番まで使用できます。
そこで、バレーボールの背番号は何番まで使えるのか、20番と99番のどちらを基準に考えればよいのか、国際ルールやビーチバレーボールとの違いも含めて確認していきます。実際に大会へ出場するときは大会要項もあわせて確認しましょう。
バレーボールの背番号は何番まで?6人制は原則1〜20番

バレーボールの背番号について「20番まで」「99番まで」と異なる説明を見かけることがあります。これは基本規則と国内大会に適用される特別競技規則を分けずに考えると分かりにくくなるためです。
まずは、6人制バレーボールの公式ルールから整理していきます。
| 確認項目 | 番号 |
|---|---|
| 6人制の基本 | 1〜20番 |
| JVA国内大会の例外 | 1〜99番 |
| 0番 | 基本の範囲外 |
| ビーチバレーボール | 1番・2番 |
JVAの2026年度ルールでは1〜20番が原則
JVAの2026年度版6人制競技規則では、規則4.3.3で選手のジャージに1から20までの番号を付けることが定められています。
つまり、「バレーボールの背番号は何番まで?」という疑問に対して、6人制の基本ルールから答えるなら20番までが原則です。
これは選手の実力やポジションによって番号の上限が変わるという意味ではありません。ユニフォームに表示する選手番号として1〜20番が基本範囲になっています。
2026年度の規則は、日本バレーボール協会の6人制競技規則で確認できます。
国内大会ではやむを得ない場合1〜99番まで使える
「99番を付けている選手を見たことがあるけれど、ルール違反なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
JVAの2026年度版6人制競技規則には、国内大会に適用される特別競技規則があります。その付則7では、番号は原則1〜20番としながら、やむを得ない場合には1〜99番まで使用できるとされています。
そのため、日本国内の6人制では「基本は20番まで、国内特別規則による例外では99番まで」と理解すると分かりやすいでしょう。
ただし、99番まで使えるからといって、参加するすべての大会で自由に99番を選べるとは限りません。実際に出場するときは大会ごとの競技要項も確認する必要があります。
国際ルールでも基本は1〜20番
FIVBのOfficial Volleyball Rules 2025-2028でも、選手のジャージ番号は1〜20番とされています。
一方、FIVBの世界・公式大会のシニアカテゴリーでは、より大きな選手団を採用する場合に番号を拡張できる旨も規定されています。
したがって、「国際大会だから必ず99番まで」という単純なルールではありません。大会カテゴリーや適用される競技規則を確認することが大切です。
国際ルールの原文は、FIVB Official Volleyball Rules 2025-2028で確認できます。
バレーボールの背番号で知っておきたい3つのルール

何番まで使えるかが分かったら、番号選びで間違えやすい点も押さえておきましょう。特に0番の扱いやキャプテンの番号、大会独自ルールについては、ユニフォームを作る前に確認しておきたいポイントです。
以下の3点を順番に解説します。
- ルール①:0番は通常の番号範囲に含まれない
- ルール②:キャプテンの背番号は決められていない
- ルール③:大会独自の規定も確認する
ルール①:0番は通常の番号範囲に含まれない
JVAの6人制競技規則で定められている基本範囲は「1から20」です。国内大会で例外が認められる場合についても「1番から99番」とされています。
そのため、0番はこの番号範囲には含まれていません。好きな数字だからという理由だけで0番を選び、公式戦でもそのまま使用できると考えないほうがよいでしょう。
ユニフォームを新しく作る場合は、デザインを決定してから番号の問題に気付くことがないよう、先に適用される競技規則と大会要項を確認するのが安全です。
ルール②:キャプテンの背番号は決められていない
「キャプテンなら1番を付けなければならない」と思われることがありますが、JVAの6人制競技規則はキャプテンの番号を1番に固定していません。
規則では、選手の1人をチームキャプテンとしてスコアシートに明記し、胸部の番号の下に8×2cmのマークを付けることが定められています。つまり、キャプテンかどうかを示す仕組みと、背番号そのものは別です。
学校やチームによって「1番はキャプテン」とする慣習があったとしても、それを6人制バレーボール全体の背番号ルールと考えないようにしましょう。
ルール③:大会独自の規定も確認する
公式規則で使用できる番号の範囲を知ることは大切ですが、実際の大会では競技要項や大会独自の取り扱いが設定される場合があります。
そのため、「JVAの規則上は使えるから、この大会でも必ず使える」とは限りません。大会へ申し込むときは、年度、カテゴリー、競技形式を確認したうえで、最新の大会要項を確認しましょう。
特に新しいユニフォームを発注するときは、番号を変更するだけでも費用や時間がかかります。公式戦で使用する予定があるなら、発注前の確認が重要です。
バレーボールの背番号は数字だけでなく大きさや位置にも決まりがある

バレーボールのユニフォームで確認すべきなのは「何番まで使えるか」だけではありません。JVAの6人制競技規則では、番号を表示する位置や大きさなどについても具体的な規定があります。背番号を選ぶときは番号そのものと表示方法をセットで確認しましょう。
| 確認項目 | 6人制の基本規定 |
|---|---|
| 番号の位置 | 胸部と背部の中央 |
| 胸部の番号 | 高さ15cm以上 |
| 背部の番号 | 高さ20cm以上 |
| 番号の字幅 | 2cm以上 |
| 色 | ジャージと対照的な色・明るさ |
番号は胸と背中の中央に付ける
JVAの2026年度版6人制競技規則では、番号をジャージの胸部と背部、それぞれの中央に付けることが定められています。
また、番号の色と明るさはジャージと対照的でなければなりません。数字が付いていれば位置や見え方は自由というわけではない点に注意しましょう。これは審判や記録員などが選手を識別しやすくするうえでも重要です。
オリジナルユニフォームを作る場合には、デザイン性だけで番号の位置や色を決めず、出場予定の大会で使用できる仕様になっているか確認しておきましょう。
胸と背中では番号の最低サイズが違う
6人制競技規則では、番号の大きさについても基準があります。基本規定では、胸部の番号は高さ15cm以上、背部は高さ20cm以上です。さらに番号を構成する字幅についても2cm以上とされています。
つまり、背中側の番号には胸側より大きな最低サイズが設定されています。「好きな番号を選べばユニフォーム規定は終わり」ではありません。チームでユニフォームをそろえる場合は、番号の範囲とともにサイズや配置についても発注先へ確認するとよいでしょう。
中学生には国内大会の特別規定がある
JVAの国内大会に適用される特別競技規則には、中学生の番号サイズについての付則もあります。2026年度版の付則8では、中学生について胸部は最小限10cm、背部は最小限15cmという規格も認められています。
したがって、一般的な6人制の番号サイズと中学生に認められる国内特別規定は分けて確認する必要があります。
中学生の大会へ出場する場合も、JVA規則だけで判断を完結させず、都道府県や大会主催者が示す最新の大会要項をあわせて確認しましょう。
バレーボールは6人制以外で背番号のルールが変わることがある
「バレーボール」という言葉には6人制だけでなく、9人制やビーチバレーボールなども含まれます。そのため、「バレーボールならすべて1〜20番」と覚えてしまうと、競技形式によっては合わないことがあります。参加する競技のルールを基準に確認することが大切です。
9人制は6人制と同じだと決めつけない
JVAでは6人制とは別に9人制の競技規則が設けられています。2026年度のJVA主催9人制大会でも、2026年度JVA9人制競技規則を適用すると明記されています。
したがって、9人制の大会へ参加する場合は、6人制の「原則1〜20番」という情報だけを流用しないことが重要です。
競技形式が違えば、適用される競技規則も異なります。JVAでは年度ごとにルールブックが案内されているため、9人制で使用する番号を決める場合は該当年度の9人制競技規則や大会要項を確認してください。
最新の競技規則書については、日本バレーボール協会のルールブック案内から確認できます。
ビーチバレーボールは1番と2番で構成される
ビーチバレーボールは1チーム2人でプレーするため、インドアの6人制とは背番号の考え方も異なります。
JVAのビーチバレーボール基本ルールでは、1チーム2名のため背番号は1番と2番で構成されると案内されています。
そのため、「バレーボールの背番号は20番まで」という説明は、すべての形式のバレーボールにそのまま当てはめられるものではありません。
ビーチバレーボールについては、JVAのビーチバレーボール基本ルール・規程でユニフォームを含む基本ルールを確認できます。
バレーボールの背番号を決める前に確認したい3つのポイント
これからユニフォームを作ったり背番号を決めたりする場合は、単に「好きな番号が20番以下か」を見るだけでは不十分です。公式戦で問題なく使用するためには、競技規則と実際に参加する大会の条件を照らし合わせる必要があります。
次の3点を順番に確認しましょう。
- ポイント①:出場大会の競技要項を確認する
- ポイント②:同じチームで番号が重ならないようにする
- ポイント③:ユニフォーム作成前に最新規則を確認する
ポイント①:出場大会の競技要項を確認する
最初に確認したいのは、自分たちが出場する大会の競技要項です。
JVAの国内特別競技規則ではやむを得ない場合に1〜99番まで使用できますが、だからといって希望する大会で99番まで自由に選択できると決めつけるのは避けましょう。
実際の大会では、その大会に適用される規則や要項が判断基準になります。特に中学、高校、クラブ、社会人などカテゴリーが変わる場合は、前年に使えた番号が今回もそのまま使えるとは限りません。参加年度の資料を確認することが大切です。
ポイント②:同じチームで番号が重ならないようにする
背番号は、試合中に選手を識別する重要な情報です。監督は試合開始前に選手の名前と番号をスコアシートのチーム選手欄へ記入するか、記入された内容を確認します。
そのため、ユニフォームを作る際には選手と番号の対応を明確にしておきましょう。背番号は見た目の好みだけでなく、試合運営で選手を識別する番号として考えることが重要です。
選手の追加やユニフォームの買い替えがあるチームでは、過去の番号や現在の登録番号を一覧にしてから新しい番号を決めると管理しやすくなります。
ポイント③:ユニフォーム作成前に最新規則を確認する
競技規則は改正されることがあり、大会によって適用条件が異なる場合もあります。
そのため、数年前の記事や以前使っていたユニフォームだけを基準に新しい番号を決めるのではなく、発注前に最新年度の公式情報を確認することが重要です。
特に番号の上限だけでなく、胸部・背部の位置、数字の高さ、字幅、色のコントラストなども確認しましょう。
JVAでは年度版の競技規則書を案内しています。公式戦用ユニフォームを作る場合は、最新ルールと出場予定大会の要項の両方を確認してから発注すると安心です。
バレーボールの背番号は何番までかよくある質問【Q&A】
バレーボールの背番号について、20番より大きな番号や0番、キャプテン、リベロなどで迷いやすいポイントをQ&A形式で整理します。
Q1. バレーボールの背番号は結局何番までですか?
A1. JVAの2026年度版6人制競技規則では、基本は1〜20番です。国内大会に適用される特別競技規則では、やむを得ない場合に1〜99番まで使用できます。そのため「原則20番まで、国内の例外では99番まで」と考えると分かりやすいでしょう。
Q2. バレーボールで21番は使えますか?
A2. 6人制の基本規則で定められている1〜20番の範囲からは外れます。ただし、JVA国内大会の特別競技規則では、やむを得ない場合に1〜99番まで使用できます。実際に21番を使用できるかは出場大会の規定も確認してください。
Q3. バレーボールで99番は使えますか?
A3. JVAの国内大会に適用される特別競技規則では、やむを得ない場合に1〜99番まで使用できるとされています。ただし基本は1〜20番なので、99番を希望する場合は大会要項や主催者の規定を確認するのが確実です。
Q4. バレーボールで0番は使えますか?
A4. JVAの2026年度版6人制競技規則で示される基本範囲は1〜20番、国内特別競技規則の例外も1〜99番です。そのため、0番はこれらの範囲に含まれていません。
Q5. キャプテンは1番を付ける決まりですか?
A5. キャプテンを1番に固定する規定ではありません。JVAの6人制競技規則ではチームキャプテンをスコアシートに明記し、胸部の番号の下に所定のマークを付けることが定められています。チーム内で1番をキャプテンにする慣習とは分けて考えましょう。
Q6. リベロの背番号は決まっていますか?
A6. リベロだから特定の番号を付けるという固定ルールではありません。一方、リベロのユニフォームにはほかの選手と明確に区別するための規定があります。番号だけでなくリベロ用ユニフォームの規則も確認する必要があります。
Q7. ビーチバレーボールも20番までですか?
A7. いいえ。JVAのビーチバレーボール基本ルールでは、1チーム2名のため背番号は1番と2番で構成されます。6人制とは別に考える必要があります。
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バレーボールの背番号は何番まで使える?~まとめ
今回は、バレーボールの背番号は何番まで使えるのか、20番と99番のどちらを基準に考えればよいのか、国際ルールやビーチバレーボールとの違いも含めて確認してきました。
バレーボールの背番号は何番までか迷った場合、6人制ではまず1〜20番が基本と覚えておくと分かりやすいでしょう。JVAの2026年度版6人制競技規則でも、選手のジャージには1〜20までの番号を付けることが定められています。
一方、国内大会に適用される特別競技規則では、やむを得ない場合に1〜99番まで使用できます。また、ビーチバレーボールのように競技形式が変われば番号の扱いも異なるため、「バレーボールならすべて同じ」と考えないことが大切です。
ユニフォームには番号の範囲だけでなく、大きさや位置などの規定もあります。実際に公式戦へ出場する場合は、最新のJVA競技規則と参加する大会の競技要項を確認してから背番号やユニフォームを決めましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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