大相撲3月場所2021が、新型コロナウイルスの影響により当初の予定の大阪から東京・両国国技館に会場を移して開催されます。
初場所は新型コロナウイルス感染などで両横綱不在、65名もの力士が休場という前代未聞の異例の場所となりましたが、そんな中で平幕・大栄翔が初優勝を飾りました。
そして、大相撲3月場所2021はいつになく注目力士が多く、見どころ満載の場所になりそうです。
今回は、大相撲3月場所2021の見どころと注目力士、番付表、日程など概要について見ていきます。
大相撲3月場所2021の見どころ
大相撲3月場所2021は、見どころの多い場所になりそうです。
まず、4場所連続で休場していた白鵬と鶴竜の両横綱が復帰してきます。
特に鶴竜には進退がかかる場所ということで、痛めている腰などの状態とともに注目ポイントとなります。
また、白鵬にとっても横綱にふさわしい相撲をとれるかどうかが問われることになり、両横綱にとっては正念場の3月場所といえます。
大関陣では、初場所で綱取りに挑んだ貴景勝がまさかの負け越し~休場で2020年7月場所以来、3度目のカド番を迎えます。
そして、個人的に大相撲3月場所2021の最も大きな見どころとしてあげたいのが、照ノ富士の大関返り咲きなるかということです。
照ノ富士は直近2場所で24勝しており、大関昇進の目安とされる33勝に3月場所に9勝で届きます。
ここ数場所の安定感を考えれば大関返り咲きの可能性はかなり期待できそうですが、両横綱の復帰や自身のコンディションも昇進に影響を与えるかもしれません。
大相撲の大関昇進の条件などは、こちらの記事をご参照下さい↓

大相撲3月場所2021の注目力士
大相撲3月場所2021の注目力士は、上記の見どころで挙げた力士はもちろんですが、他にもいます。
まず、初場所で平幕優勝を飾った大栄翔です。
三役力士に全勝するなど、13勝2敗の好成績で初優勝した大栄翔ですが、両横綱が復帰してくることもあり3月場所では真価が問われます。
初場所の勢いが続いて大関への足掛かりにできるのかどうか、注目したいです。
もうひとりの注目力士が前頭9枚目の豊昇龍です。
豊昇龍は、あまり目立った活躍はありませんが、初場所では初日から5連敗を喫した後に9連勝して勝ち越しを決めています。
ここまでは連勝・連敗の多い力士という印象がありますが、あの朝青龍の甥っ子という血統書付きの力士でもあるだけにきっかけをつかめば一気にブレイクする可能性を秘めているといえます。
他には、初場所で十両優勝を果たして幕内に返り咲いた剣翔あたりも勢いが続けば台風の目になるかもしれません。
大相撲3月場所2021の番付表
大相撲3月場所2021の番付は、4場所続けて休場している両横綱ですが東の横綱が白鵬、西の横綱が鶴竜に変化はありません。
3役は大関・貴景勝以外は初場所に全員が勝ち越しており安定あいていますが、小結に初場所優勝の大栄翔が復帰しています。
また、新入幕力士はなく、剣翔、英乃海、大奄美の3力士が再入幕を果たしています。
翔猿が前頭8枚目に番付を下げたものの、兄の英乃海が17場所ぶりに前頭15枚目で幕内復帰となり、兄弟で幕内揃い踏みとなります。
大相撲3月場所2021の番付表は、以下の通りです。
東 | 幕内 | 西 |
白鵬 | 横綱 | 鶴竜 |
正代 | 大関 | 朝乃山 |
貴景勝 | 大関 | |
照ノ富士 | 関脇 | 隆の勝 |
高安 | 小結 | 御嶽海 |
小結 | 大栄翔 | |
宝富士 | 前頭1枚目 | 阿武咲 |
北勝富士 | 前頭2枚目 | 若隆景 |
明生 | 前頭3枚目 | 志摩ノ海 |
霧馬山 | 前頭4枚目 | 妙義龍 |
遠藤 | 前頭5枚目 | 隠岐の海 |
玉鷲 | 前頭6枚目 | 逸ノ城 |
栃ノ心 | 前頭7枚目 | 輝 |
琴ノ若 | 前頭8枚目 | 翔猿 |
千代の国 | 前頭9枚目 | 豊昇龍 |
翠富士 | 前頭10枚目 | 竜電 |
千代大龍 | 前頭11枚目 | 琴勝峰 |
明瀬山 | 前頭12枚目 | 碧山 |
照強 | 前頭13枚目 | 千代翔馬 |
琴恵光 | 前頭14枚目 | 剣翔 |
豊山 | 前頭15枚目 | 英乃海 |
魁聖 | 前頭16枚目 | 大奄美 |
大相撲3月場所2021の日程など概要
大相撲3月場所2021の日程は、3月14日(日)~1月28日(日)の15日間、東京・両国国技館で開催されます。
開催に関しては新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、観客数の上限を初場所と同様に約5,000人に制限しての開催となります。
なお、東京・両国国開催は、2020年七月場所から5場所連続での開催となります。
大相撲3月場所2021の日程など概要は、以下の通りです。
大相撲3月場所2021の日程・会場など概要
名称
大相撲3月場所
開催日程
2021年3月14日(日)~3月28日(日)
会場
東京・両国国技館
開場
午後1時00分
所在地
〒130-0015
東京都墨田区横網1丁目3番28号
アクセス
JR総武線(各駅停車)、または都営地下鉄大江戸線で「両国駅」下車すぐ
大相撲3月場所2021の見どころと注目力士~まとめ
今回は、大相撲3月場所2021の見どころと注目力士、番付表、日程など概要について見てきました。
大相撲3月場所2021の見どころは、照ノ富士の大関返り咲きなるか、鶴竜の進退、貴景勝のカド番脱出なるかなど、注目力士としては初場所優勝の大栄翔、初場所で初日から5連敗後に9連勝して勝ち越しを決めた朝青龍の甥っ子の豊昇龍などをあげたいと思います。
大相撲3月場所2021の日程は、3月14日(日)~1月28日(日)の15日間、観客数約5,000人を上限として5場所連続で東京・両国国技館で開催されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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