大相撲9月場所2020が、9月13日(日)~27日(日)までの15日間、東京・両国国技館で開催されます。
7月場所は照ノ富士が幕尻優勝という大復活劇がありましたが、9月場所も見どころ満載の場所になりそうです。
横綱の巻き返しはあるのか、朝乃山や貴景勝による久しぶりの大関優勝はあるのか、大相撲9月場所2020の優勝力士予想は、どうなるでしょうか?
今回は、大相撲9月場所2020の優勝力士を予想するとともに見どころと番付表なども見ていきたいと思います。
大相撲9月場所2020の優勝力士予想
大相撲9月場所2020の優勝力士予想ですが、通常は白鵬をはじめとした横綱を優勝力士予想の本命としてあげることがほとんどですが、今場所は少々違います。
大きな理由は白鵬・鶴竜の両横綱が休場明けであるばかりでなく、コンディションの不良が噂されており休場の可能性も囁かれているからです。
もちろん万全の状態での出場なら横綱が優勝力士予想の本命とするところですが、9月場所は大関・朝乃山を大本命としてあげたいと思います。
そして優勝候補2番手には7月場所見事に復活優勝を飾った照ノ富士、そして3番手には7月場所途中休場したもののカド番を凌ぎ、さらに結婚を発表して心機一転した貴景勝をあげます。
照ノ富士も貴景勝も故障の多い力士だけにコンディションが気になるところですが、身体さえ動けば元々は地力のある力士だけに優勝争いに加わる可能性は高いと判断します。
また、7月場所揃って勝ち越した関脇・小結陣の中から優勝争いに食い込む力士が現れる可能性もあります。
このようなことから9月場所はかなりの混戦になると予想します。
追記
9月11日、白鵬・鶴竜の両横綱の休場が発表されました。
大相撲の優勝力士と成績(直近10場所)
大相撲の直近10場所の優勝力士と成績は、以下の通りです。
2020年の大相撲優勝力士と成績
7月場所:照ノ富士(前頭17枚目)13勝2敗
5月場所:中止
3月場所:白鵬(横綱)13勝2敗
1月場所:徳勝龍(前頭17枚目)14勝1敗
2019年の大相撲優勝力士と成績
11月場所:白鵬(横綱)14勝1敗
9月場所:御嶽海(関脇)12勝3敗
7月場所:鶴竜(横綱)14勝1敗
5月場所:朝乃山(前頭8枚目)13勝2敗
3月場所:白鵬(横綱)15勝0敗
1月場所:玉鷲(関脇)13勝2敗
※番付・格付は当時のものです。
大相撲9月場所2020の見どころ
大相撲9月場所2020の優勝力士を予想するとともに見どころは、主に次の3つをあげたいと思います。
まず1つ目は朝乃山の大関昇進後の初優勝なるかで、久しぶりに大関の優勝が見られるかどうかです。
7月場所は12勝をあげたものの勝負どころで星を落として優勝を逃しています。
横綱のコンディション不良も囁かれる9月場所は絶好のチャンスといえるでしょう。
2つ目の見どころは、7月場所復活優勝を飾り大きく番付を上げた照ノ富士の連続優勝が見られるかどうかです。
9月場所は初日から上位陣との取り組みとなりますが、近年の勢いがどこまで続くのか興味深いところです。
そして3つ目の見どころが、7月場所好調だった関脇・小結陣が9月場所どこまで活躍するかです。
特に正代、御嶽海、大栄翔の3関脇は9月場所の成績次第では11月場所が大関昇進がかかる場所となります。
隠岐の海と遠藤の両小結も3関脇と同様に、関脇→大関昇進には二桁勝利が目標でしょう。
また、下位ではあの朝青龍の甥っ子の豊昇龍が新入幕し、どこまで活躍するのかも楽しみです。
ケガでの休場明けの両横綱と大関・貴景勝の巻き返しがあるのかどうかも気になりますし、見どころ満載の9月場所になりそうです。
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大相撲9月場所2020の番付表
大相撲9月場所の番付は、横綱~三役に大きな変化はありませんでした。
そんな中で、東前頭14枚目の翔猿と西前頭16枚目の豊昇龍がうれしい新入幕を果たしています。
大相撲9月場所の番付表は、以下の通りです。
東 | 幕内 | 西 |
白鵬 | 横綱 | 鶴竜 |
朝乃山 | 大関 | 貴景勝 |
正代 | 関脇 | 御嶽海 |
大栄翔 | 関脇 | |
隠岐の海 | 小結 | 遠藤 |
照ノ富士 | 前頭1枚目 | 隆の勝 |
北勝富士 | 前頭2枚目 | 玉鷲 |
妙義龍 | 前頭3枚目 | 照強 |
豊山 | 前頭4枚目 | 栃ノ心 |
霧馬山 | 前頭5枚目 | 宝富士 |
高安 | 前頭6枚目 | 輝 |
竜電 | 前頭7枚目 | 碧山 |
徳勝龍 | 前頭8枚目 | 若隆景 |
炎鵬 | 前頭9枚目 | 阿武咲 |
佐田の海 | 前頭10枚目 | 琴恵光 |
千代大龍 | 前頭11枚目 | 琴奨菊 |
琴勝峰 | 前頭12枚目 | 魁聖 |
明生 | 前頭13枚目 | 石浦 |
翔猿 | 前頭14枚目 | 阿炎 |
志摩ノ海 | 前頭15枚目 | 松鳳山 |
錦木 | 前頭16枚目 | 豊昇龍 |
逸ノ城 | 前頭17枚目 | 琴勇輝 |
大相撲9月場所の優勝力士予想2020~まとめ
今回は、大相撲9月場所2020の優勝力士を予想するとともに見どころと番付表なども見てきました。
大相撲9月場所2020の優勝力士を予想すると、本命に大関・朝乃山、2番手に7月場所で復活優勝を飾った照ノ富士、3番手にはカド番を凌ぎ結婚発表した貴景勝をあげたいと思います。
見どころは朝乃山の大関昇進後の初優勝なるか以外にも照ノ富士の連続優勝が見られるかどうか、好調の関脇・小結陣が9月場所はどこまで活躍するか、など盛りだくさんです。
番付表では朝青龍の甥っ子の豊昇龍が新入幕を果たしており、こちらも叔父さん譲りの勝負強さが見られるのかどうか注目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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