国内では大きなマラソン大会の開催が続き、大阪びわ湖毎日マラソン、東京マラソンに続いて、名古屋ウィメンズマラソン2022が開催されます。
実に日本の3大都市で3週連続でのマラソン大会開催となるわけですが、名古屋ウィメンズマラソン2022のスタート時間はどうなっているのでしょうか?
前年2021年大会は新型コロナウイルスの影響により海外招待選手はなしで開催されましたが、2022年大会は世界トップ10の記録保持者もエントリーしており前年以上の熾烈なレースになることが予想されます。
また、名古屋ウィメンズマラソンは優勝賞金が高額なことでも知られていますが、賞金額も気になります。
今回は、名古屋ウィメンズマラソン2022のスタート時間と優勝賞金、招待選手・ペースメーカー、テレビ放送予定などについて見ていきます。
名古屋ウィメンズマラソン2022のスタート時間
名古屋ウィメンズマラソン2022の開催日程は3月13日(日)、スタート時間は9時10分となっています。
開催コースは、バンテリンドームナゴヤをスタート・フィニッシュ地点とする名古屋ウィメンズマラソンコースとなります。
コースは大都市・名古屋の中心を走るコースとなっており、大会当日は長時間に渡って交通規制がかかります。
名古屋ウィメンズマラソン2022の日程とスタート時間など概要は、以下の通りです。
名古屋ウィメンズマラソン2022の日程・スタート時間など概要
大会名称
名古屋ウィメンズマラソン2022
兼 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ
兼 オレゴン2022世界陸上競技選手権大会マラソン日本代表選手選考競技会
兼 杭州2022アジア競技大会マラソン日本代表選手選考競技会
兼 マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ
日程
2022年3月13日(日)
種目とスタート時間
マラソン:9時10分~(競技終了時間:16時10分)
ホイールチェアマラソン10km:9時00分~(競技終了時間:9時40分)
コース
マラソン42.195km(名古屋ウィメンズマラソンコース):
バンテリンドームナゴヤ~古出来~内山~御器所~新瑞橋~地下鉄堀田~内山~高岳~日銀前~若宮北~栄5丁目~日銀前~三の丸1丁目~市役所北~城見通2丁目~康生通2丁目(折り返し)~城見通2丁目~市役所北~三の丸1丁目~日銀前~内山~バンテリンドームナゴヤ(ゴール)
※日本陸上競技連盟・ワールドアスレティックス/AIMS公認コース
ホイールチェアマラソン10km:
バンテリンドームナゴヤ~古出来~内山~御器所~新瑞橋~地下鉄掘田~妙音通駅付近(ゴール)
コースマップはこちら(マラソン&ホイールチェアマラソン)
交通規制図はこちら
制限時間
マラソン:7時間
ホイールチェアマラソン10km:45分
前年優勝者
松田瑞生(2時間21分51秒)
名古屋ウィメンズマラソン2022の優勝賞金
続いて、名古屋ウィメンズマラソン2022の賞金がどうなっているのか、見ていきましょう。
海外のマラソン大会はもちろん、国内のマラソン大会も賞金化が徐々に進んでいますが、名古屋ウィメンズマラソン2022では優勝賞金が公開されています。
優勝賞金は25万ドルで、日本円でおよそ2,750万円で、世界最高額です。(1ドル=110円換算・2022年3月時点)
ちなみに東京マラソンの優勝賞金が1,100万円ですから、名古屋ウィメンズマラソン2022の賞金がいかに高額かがわかります。
優勝を狙っている選手たちにとっては大きなモチベーションアップにつながる優勝賞金といっていいでしょう。
2位以下の選手にも賞金が支給されるようですが、具体的な賞金額は明らかになっていません。
名古屋ウィメンズマラソン2022の賞金
総合1位:250,000ドル(約2,750万円)
※以降、競技成績により賞金を別途定めます。
名古屋ウィメンズマラソンの歴代優勝者・大会記録などは、こちらをご参照下さい↓

また、賞金とは別の話になりますが、名古屋ウィメンズマラソンでは完走者全員にティファニーのオリジナルペンダントが贈られます。
女性ランナーの心をつかんでいるともいえるティファニーのペンダントプレゼントは、フィニッシュの後に続くティファニーブルーのゲートで完走者一人一人に「ブルーボックス」が手渡されます。
他にも完走者全員にニューバランス特製オリジナルTシャツが贈られますが、ティファニーのオリジナルペンダントとTシャツのデザインは大会前日の2022年3月12日(土)に発表されます。
名古屋ウィメンズマラソン2022の招待選手とペースメーカー
名古屋ウィメンズマラソン2022の招待選手とペースメーカー、その他エリート選手など出場選手を見ていきます。
注目選手の筆頭は、2017年の名古屋ウィメンズマラソンで2位の実績があり、日本歴代6位の2時間21分36秒の記録を持つ安藤友香選手(ワコール)があげられます。
名古屋ウィメンズマラソンとの相性もよく、2月13日に開催された全日本実業団山口ハーフマラソンでは自己ベスト記録を更新して好調を維持して名古屋に入ります。
他にも1月の大阪国際女子マラソンで自己ベスト記録を更新した川内理江選手(大塚製薬)や昨年4位に入った和久夢来選手(ユニバーサルエンターテインメント)にも注目です。
対して海外招待選手が強力です。
世界歴代4位の2時間17分08秒の記録を持つルース・チェプンゲティチ(ケニア)と2020年の東京マラソンで世界歴代8位(当時6位)の2時間17分45秒で優勝したロナチェムタイ・サルペーター(イスラエル)といった2時間17分台の2選手は特に注目されるところです。
他にもエリートの部で2時間23分52秒の自己ベストを持つ岩出玲亜選手(千葉陸協)、2019年ドーハ世界選手権代表の池満綾乃選手(鹿児島銀行)、2017年ロンドン世界選手権代表の清田真央選手(スズキ)、初マラソン組では渡辺桃子選手(天満屋)、竹山楓菜選手(ダイハツ)などの有力選手がエントリーしています。
招待選手
安藤友香(ワコール):2時間21分36秒(自己ベスト記録)
川内理江(大塚製薬):2時間25分35秒(自己ベスト記録)
田中華絵(第一生命グループ):2時間26分19秒(自己ベスト記録)
和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント):2時間26分30秒(自己ベスト記録)
細田あい(エディオン):2時間26分34秒(自己ベスト記録)
ルース・チェプンゲティッチ(ケニア):2時間17分08秒(自己ベスト記録)
ロナチェムタイ・サルピーター(イスラエル):2時間17分45秒(自己ベスト記録)
シニード・ダイバー(オーストラリア):2時間24分11秒(自己ベスト記録)
ペースメーカー
上杉真穂(スターツ):2時間22分29秒(自己ベスト記録)
吉川侑美(ユニクロ):1時間10分07秒(自己ベスト記録)※ハーフ
ステラ・バーソシオ(ケニア):2時間22分08秒(自己ベスト記録)
シャーロット・パデュー(イギリス):2時間23分26秒(自己ベスト記録)
イソベル・バットドイル(オーストラリア):1時間10分16秒(自己ベスト記録)※ハーフ
スサン・クルミンス(オランダ):1時間10分52秒(自己ベスト記録)※ハーフ
※招待選手・ペースメーカーは変更になる場合があります。
名古屋ウィメンズマラソン2022の出場選手一覧はこちらからどうぞ↓
名古屋ウィメンズマラソン2022のテレビ放送とライブ配信
名古屋ウィメンズマラソン2022のテレビ放送は、地上波フジテレビ系で生中継が予定されています。
また、テレビ放送の他、「Locipo(ロキポ)」と「東海テレビ You Tubeチャンネル」でインターネットによるライブ配信も予定されています。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
地上波:フジテレビ系列
番組名:「名古屋ウィメンズマラソン2022」
放送日時:2022年3月13日(日) 9:00~11:50
解説:
有森裕子(バルセロナ五輪銀メダル、アトランタ五輪銅メダル)
高橋尚子(シドニー五輪金メダル)
野口みずき(アテネ五輪金メダル)
福士加代子(4大会連続五輪出場)
金哲彦(マラソン解説者)
ライブ配信:Locipo(ロキポ)
配信日時:2022年3月13日(日) 8:55~
視聴方法:「Locipo(ロキポ)トップ画面」→「ライブ」→「通常ライブ」から
※地上波放送のライブ配信となりますが、40秒~1分ほどの遅延があります。
ライブ配信:東海テレビ You Tubeチャンネル
「YouTubeウラ生解説」
配信日時:2022年3月13日(日) 9:00~
解説:千葉真子、神野大地
テレビ放送を視聴しながらレースの様子を解説します。
名古屋ウィメンズマラソン2022のスタート時間~まとめ
今回は、名古屋ウィメンズマラソン2022のスタート時間と優勝賞金、招待選手・ペースメーカー、テレビ放送予定などについて見てきました。
名古屋ウィメンズマラソン2022の開催日程は3月13日(日)、スタート時間は9時10分で、優勝賞金は25万ドル(約2,750万円)で世界最高額です。(2022年3月時点)
出場選手では、安藤友香選手(ワコール)が注目選手の筆頭、他に川内理江選手(大塚製薬)や和久夢来選手(ユニバーサルエンターテインメント)、海外招待選手のルース・チェプンゲティチ(ケニア)とロナチェムタイ・サルペーター(イスラエル)の2時間17分台の2選手も注目されます。
テレビ放送は地上波フジテレビ系で生中継、ネット中継は「Locipo(ロキポ)」と「東海テレビ You Tubeチャンネル」でライブ配信が予定されています。
2022年大会はどんなレースを見せてくれるのか、期待が高まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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