びわ湖毎日マラソン2020の注目選手と結果速報!日本記録更新は?

東京オリンピック2020マラソン代表選考の最後のレースとなる「びわ湖毎日マラソン2020」が、3月8日(日)に滋賀県で開催されます。

前週、東京マラソン2020で大迫傑がマークした日本記録を更新できるかどうかが最大の見どころとなりますが、日本記録更新の可能性や注目選手結果が気になるところです。

今回は、びわ湖毎日マラソン2020の注目選手や結果速報などを見ていきたいと思います。

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びわ湖毎日マラソン2020の注目選手

男子マラソン代表の最後の1枠は、びわ湖毎日マラソン2020の結果を受けて決まります。

2019年9月に行われた代表選考レースのMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で、1位の中村匠吾選手と2位の服部勇馬選手が、すでに代表に内定しています。

最後の1枠は、前週の東京マラソンでは大迫傑選手が日本記録を2更新する2時間5分29秒で日本人選手最高の4位に入りオリンピック代表に大きく近づいています。

びわ湖毎日マラソン2020では2時間5分29秒の日本記録を更新する選手が出なければ大迫傑選手が代表に内定します。

この条件を突破するのは容易なことではありませんが、可能性のある注目選手を2名あげました。

びわ湖毎日マラソン2020の注目選手①~川内優輝


川内優輝選手は、東京都出身の1987年3月5日生まれ、身長175センチ・体重62キロで、アマチュア時代は”市民ランナー”として大いに注目を集めていました。

今回のびわ湖毎日マラソン2020に出場する日本人選手の中では最も速い2時間8分14秒の自己ベストタイムを持つことから最有力選手としてあげたいと思います。

2018年ボストンマラソン優勝、2013年別府大分毎日マラソン優勝など実績も十分です。

オリンピックの出場経験はなく、びわ湖毎日マラソン2020で日本記録を更新してオリンピック代表を獲得するかどうか注目が集まります。

びわ湖毎日マラソン2020の注目選手②~野口拓也

野口拓也選手は、宮城県出身の1988年7月2日生まれ、173センチ・56キロで、自己ベストの2時間8分59秒は日本人出場選手の中で川内優輝選手に次ぐ2番目の記録となります。

2017年ゴールドコーストマラソン優勝、2018年東北・みやぎ復興マラソン優勝などの実績があります。

コニカミノルタの先輩・山本浩之選手とともに日本記録を更新して、東京オリンピック代表を狙います。

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びわ湖毎日マラソン2020で日本記録更新の可能性は?

気になるのが、びわ湖毎日マラソン2020で日本記録更新の可能性はあるのかどうかです。

過去のデータを見ると、びわ湖毎日マラソンの最速タイムは2011年にウィルソン・キプサング選手(ケニア)が記録した2時間6分13秒で、前週の東京マラソン2020で大迫傑選手がマークした2時間5分29秒の日本記録には及びません。

コースの起伏は少ないものの復路で逆風が吹きやすく、東京マラソンほどの記録は出にくいといわれています。

これらのことから、今回のびわ湖毎日マラソン2020で日本記録更新の可能性は低いと言わざるを得ません。

しかし、前週の東京マラソン2020では、大迫傑選手以外にも多くのランナーが驚異的な記録をマークしています。

厚底シューズなどのシューズの技術進化という追い風がどこまで影響するかはわかりませんが、風などの条件次第では日本記録更新の可能性も残されているといえます。

びわ湖毎日マラソンの歴代優勝者と優勝タイム(過去10年)

びわ湖毎日マラソンの過去10年の歴代優勝者と優勝タイムは、以下の通りです。

2019年 サラエディーン・ブナスル(モロッコ)2時間07分52秒
2018年 マチャリア・ディラング(ケニア)2時間07分53秒
2017年 エゼキエル・キプトー・チェビー(ケニア)2時間09分06秒
2016年 ルーカス・ロティチ(ケニア)2時間09分11秒
2015年 サムエル・ドゥング(ケニア)2時間09分08秒
2014年 バズ·ウォルク(エチオピア)2時間09分10秒
2013年 ヴィンセント・キプルト(ケニア)2時間08分34秒
2012年 サムエル・ドゥング(ケニア)2時間07分04秒
2011年 ウィルソン・キプサング(ケニア)2時間06分13秒
2010年 イエマネ・ツェガエ(エチオピア)2時間09分34秒

びわ湖毎日マラソン2020の海外・国内招待選手と自己ベストタイム

びわ湖毎日マラソン2020の海外・国内招待選手と自己ベストタイムは、以下の通りです。

海外招待選手
エバンス・チェベト(ケニア・31歳)2:05:00(2019年ブレノスアイレス国際1位)
フィレックス・ケモンゲス(ウガンダ・24歳)2:05:12(2019年トロント3位)
フィレックス・キプロティチ (ケニア・31歳)2:05:33(2019年テグ国際1位)
サムエル・ドゥング(ケニア・31歳)2:06:02(2019年リスボン2位)
アブディ・ナジーイ(オランダ・31歳)2:06:17(2019年ロッテルダム4位)
スティーブン・モコカ(南アフリカ・35歳)2:07:40(2015年上海国際2位)
サラエディーン・ブナスル(モロッコ・29歳)2:07:52(2019年びわ湖毎日1位)
アルフォンス・フェリックス・シンブ(タンザニア・28歳)2:08:27(2019年びわ湖毎日6位)
ダーリス・アヤラ(パラグアイ・30歳)2:10:27(2019年ブレノスアイレス国際5位)

国内招待選手
マチャリア・ディラング(愛知製鋼・ケニア・25歳)2:07:53(2018年びわ湖毎日1位)
ゼーン・ロバートソン(スズキ浜松AC・ニュージーランド・30歳)2:08:19(2019年ゴールドコースト3位)
川内優輝(あいおいニッセイ同和損保・33歳)2:08:14(2013年ソウル国際4位)
マイケル・ギザエ(スズキ浜松AC・ケニア・25歳)2:09:21(2018年びわ湖毎日4位)
荻野皓平(富士通・30歳)2:09:36(2018年東京12位)
大塚祥平(九電工・25歳)2:10:12(2018年別府大分毎日3位)
野口拓也(コニカミノルタ・31歳)2:08:59(2017年ゴールドコースト1位)
鈴木健吾(富士通・24歳)2:10:21(2018年東京19位)
山本浩之(コニカミノルタ・33歳)2:09:12(2017年東京10位)

びわ湖毎日マラソン2020の結果速報


びわ湖毎日マラソン2020の結果速報は、エバンス・チェベト選手(ケニア)が2時間07分29秒で優勝を飾っています。

日本人最高位は、作田直也選手の4位でタイムは自己ベストとなる2時間08分59秒でした。

この結果、東京オリンピック代表の最後の1枠は、大迫傑選手に内定しました。

優勝:エバンス・チェベト選手(ケニア)2時間07分29秒
2位:スティーブン・モコカ(南アフリカ)2時間08分05秒
3位:フィレックス・キプロティチ(ケニア)2時間08分47秒
4位:作田直也(JR東日本)2時間08分59秒
5位:山本翔馬(NTT西日本)2時間09分18秒
6位:アルフォンス・フェリックス・シンブ(タンザニア)2時間09分23秒
7位:奥野翔弥(トヨタ自動車九州)2時間09分28秒
8位:其田健也(JR東日本)2時間09分50秒
9位:フィレックス・ケモンゲス(ウガンダ)2時間10分08秒
10位:吉岡幸輝(中央発條)2時間10分13秒

びわ湖毎日マラソン2020の日程など概要

びわ湖毎日マラソン2020は、新型コロナウイルスの影響により一般のランナーは参加は取り止めとなり約300人のエリートランナーで開催されます。

大会事務局はレース後の表彰式を中止も発表し、沿道での応援自粛も呼びかけています。

びわ湖毎日マラソン2020の日程など概要は、以下の通りです。

びわ湖毎日マラソン2020の日程など概要
大会名称
第75回びわ湖毎日マラソン大会

日程
2020年3月8日(日)

スタート時間
9時15分

コース
皇子山陸上競技場~柳が崎~瀬田唐橋西詰~石山寺~瀬田川洗堰~瀬田唐橋東詰~県立漕艇場~新瀬田浄水場前(折り返し)~皇子山陸上競技場

びわ湖毎日マラソン2020のテレビ放送

びわ湖毎日マラソン2020のテレビ放送は、NHKで生中継が予定されています。

詳しい放送スケジュールは。以下の通りです。

地上波:NHK-Eテレ
2020年3月8日(日) 午前9:00~

びわ湖毎日マラソン2020の注目選手や結果速報~まとめ

今回は、びわ湖毎日マラソン2020の注目選手や結果速報などを見てきました。

びわ湖毎日マラソン2020の注目選手は、自己ベストタイムや過去の実績から川内優輝選手や野口拓也選手があげられますが、過去の優勝タイムやコースの状況から日本記録更新はかなり難しそうです。

しかし、シューズの技術進化の影響や風などの条件次第では前週の東京マラソン2020のような結果も考えられます。

注目のびわ湖毎日マラソン2020の結果速報は、エバンス・チェベト選手(ケニア)が2時間07分29秒で優勝を飾りました。

また、日本人最高位は作田直也選手の4位でタイムは2時間08分59秒という結果により、東京オリンピック代表の最後の1枠は、大迫傑選手に内定しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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