井上尚弥選手のかねてからの目標のひとつである世界バンタム級4団体統一戦の開催が、すぐそこに迫っています。
対戦相手となるのはWBOチャンピオンのポール・バトラー選手(イギリス)ですが、両者の戦績はどうなのか、実力のほどを比較してみたいと思います。
またもや衝撃的なKO勝ちで井上尚弥選手が4団体王者に戴冠するのか、どっちが勝つか勝敗予想はどうでしょうか?
今回は、井上尚弥選手と対戦相手ポール・バトラー選手の戦績などを比較しながら、どっちが勝つか勝敗予想をしていきたいと思います。
井上尚弥と対戦相手ポール・バトラーの戦績比較
まず井上尚弥選手と対戦相手ポール・バトラー選手では年齢とキャリアにおいてはバトラー選手のほうが上です。
年齢差5歳、試合数では井上選手の23戦に対してバトラー選手が36戦と、13戦も井上選手を上回っています。
戦績においては両者ともよく勝っており、井上選手の無敗に対してバトラー選手は2敗こそしているもののと文句のつけようがありません。
しかし、井上選手がほとんどKO勝ちなのに対して、バトラー選手は15KOとKO率が50%に満たない低さなのは両者の大きな差といっていいでしょう。
パンチ力に関しては井上選手に大きなアドバンテージがありそうです。
また、これまでの獲得タイトルではバトラー選手がIBF世界バンタム級とWBO世界バンタム級の2つに対して、井上選手はWBC世界ライトフライ級から始まりWBO世界スーパーフライ級、WBA・IBF・WBC世界バンタム級と3階級を立て続けに制覇、バンタム級では4団体統一に迫っています。
獲得タイトルにおいては戦績以上に井上尚弥選手が対戦相手ポール・バトラー選手を圧倒しています。
井上尚弥とポール・バトラーの戦績など比較表
井上尚弥 | 比較項目 | ポール・バトラー |
23戦 | 試合数 | 36戦 |
23勝(20KO) | 勝ち | 34勝(15KO) |
0敗 | 負け | 2敗 |
29歳 | 年齢 | 34歳 |
165cm | 身長 | 168cm |
171cm | リーチ | 165cm |
井上尚弥の戦績や獲得タイトルなど
名前:井上尚弥(いのうえ なおや)
戦績:23戦23勝(20KO)無敗
生年月日(年齢):1993年4月10日(29歳)
国籍:日本
出身地:神奈川県座間市
身長:165cm
リーチ:171cm
スタイル:右ボクサーファイター
ニックネーム:Monster(怪物)
主な獲得タイトル
WBC世界ライトフライ級
WBO世界スーパーフライ級
WBA・IBF・WBC世界バンタム級
WBSSバンタム級優勝
ポール・バトラーの戦績や獲得タイトルなど
名前:ポール・バトラー
戦績:36戦34勝(15KO)2敗
生年月日(年齢):1988年11月11日(34歳)
国籍:イギリス
出身地:イングランド・チェスター
身長:168cm
リーチ:165cm
スタイル:オーソドックス
ニックネーム:Baby Faced Assassin(童顔の暗殺者)
主な獲得タイトル
IBF世界バンタム級
WBO世界バンタム級
井上尚弥vsポール・バトラーのどっちが勝つか勝敗予想
では続いて、井上尚弥選手と対戦相手ポール・バトラー選手のどっちが勝つか勝敗予想をしていきます。
これまでの両者の戦績や獲得タイトルなどを見ると、井上尚弥選手が圧倒的に優位に立っているのは明らかでしょう。
巷の評価でも井上選手の勝利を疑う勝敗予想は見当たりません。
早いラウンドでの井上選手のKO勝ちの可能性が高いでしょう。
しかし、勝負事は何が起こるかわかりません。
井上選手がポール・バトラー選手の軽快なフットワークと堅い守りに手こずるようなことがあれば、可能性としては低いですがバトラー選手の判定勝ちもあり得るでしょう。
また、あり得ないとは思いますが、井上選手がコンディション作りに失敗したり油断して試合に臨むようなことがあれば、バトラー選手にもチャンスが巡ってくることでしょう。
最新の情報によると、現在、井上選手が最も注意しているのは”風邪をひかないこと”とのことです。
冬という季節でもあり、また新型コロナウイルスが徐々に感染拡大しつつある状況に井上選手の準備は怠りないようです。
ここまで井上選手に付け入るスキが見つからないことから、どっちが勝つか勝敗予想はやはり井上尚弥選手の圧倒的優位は動かないといっていいでしょう。
戦績を見てもおわかりのようにバトラー選手も強いのですが、いかんせん井上選手が相手ではチャンピオンとしての格が数段違うといえます。
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井上尚弥と対戦相手ポール・バトラーの戦績比較~まとめ
今回は、井上尚弥選手と対戦相手ポール・バトラー選手の戦績などを比較しながら、どっちが勝つか勝敗予想もしてみました。
井上尚弥選手と対戦相手ポール・バトラー選手の戦績は両者ともよく勝っていますが、井上選手がほとんどKO勝ちなのに対してバトラー選手のKO率が50%と低いのは両者の大きな差といっていいでしょう。
また、獲得タイトルでも井上選手が3階級王者&バンタム級3団体統一王者であるのに対して、バトラー選手はIBFとWBO世界バンタム級の2つのみとチャンピオンの格においても差がついています。
これらのことから、どっちが勝つか勝敗予想は早いラウンドでの井上選手のKO勝ちが予想され、井上選手がバトラー選手の軽快なフットワークと堅い守りに手こずるようなことがあれば、バトラー選手の判定勝ちもあり得るでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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